一度食べたらリピート確実！ 厚岸の中でも“間違いなし”の牡蠣。

【こだわり１】
赤ちゃんのときから厚岸の海でじっくり育ったからこその味わい！

「厚岸産」と名乗るには、厚岸の海で一定の期間養殖することが条件となっていますが、道外産の種ガキや厚岸産の種ガキを使ったり、ある程度成長した道外の牡蠣を厚岸の海で育て直すなど、養殖方法もさまざま。各生産者がこだわりを持った養殖方法を行っていますが、種ガキのときから厚岸の海で育った牡蠣は、やはり味が違います。種ガキの状態から出荷されるまでにかかる日数は、通常2年～3年。風穴水産の牡蠣は、厚岸の海で3年間じっくり育った正真正銘の“厚岸っ子”です。

【こだわり２】
一年中出荷は可能……でも、本当においしい牡蠣だけお届けします。

厚岸は海水温が低いため、一年中牡蠣を出荷できる希少な産地。しかし「出荷できる＝いつでも“最高に”おいしい」というわけではありません。夏場の産卵期はどうしても栄養分が少なく、“痩せた味”になりがちです。風穴水産では「本当においしい牡蠣を食べてほしい」という思いから、例年11月～6月を通常の出荷シーズンとし、それ以外の時期は牡蠣の状態を見て限定的に出荷。とても誠実で、信頼できる生産者さんなのです。

【漁場】
厚岸湖と厚岸湾、異なる環境が上質な牡蠣を育みます。

厚岸牡蠣の生産地、厚岸町は釧路市から東へ、車で約1時間のところにあります。厚岸という地名は、アイヌ語で「牡蠣の多いところ」を意味する「アッケケシ」に由来するという説があり、古くから牡蠣の産地でした。厚岸の牡蠣のおいしさは、その地形と密接な関係があるといわれています。厚岸湖は太平洋の海水と、山や湿原の養分をたっぷり含んだ淡水が混じり合う汽水湖で、牡蠣の好物である植物プランクトンが豊富。牡蠣の生育に合わせて厚岸湖と、より塩分の濃い厚岸湾、それぞれ異なる環境に移動させることで、ひと味違う牡蠣へと成長していくのです。

【生産者のメッセージ】
風穴水産　風穴浩之さん、智恵子さん

先代は、厚岸で垂下式牡蠣養殖業（種ガキを付着させたホタテの貝殻を海中に吊るす、現代では一般的な養殖方法）を試行錯誤の末に成功させて、厚岸の牡蠣が全国で認められる地盤を作りました。私たちは、そんな父の技術と思いを受け継いで、夫婦で養殖業を営んでいます。種ガキの状態から出荷するまで約3年間、ひとつひとつの牡蠣にかける工程はたくさんあり、生育具合をその都度確認して、おいしいタイミングを逃さずお届けしたいと思っています。「ほかの牡蠣とは違う」と言っていただくことの多い私たちの牡蠣を、ぜひ一度お試しください。

【食べ方】
まずは生で！ 調理法の数だけ楽しみ方があるのが、牡蠣の魅力。

殻付きだからこそ、まず召し上がっていただきたのは、やっぱり生牡蠣。濃厚なうまみと甘みをダイレクトに感じられる食べ方です。殻から外した牡蠣は、水で優しくさっと洗うのがポイント。殻をお皿にして、レモンやすだちなどを絞り、つるっと召し上がってください。焼いたり、蒸したり、しゃぶしゃぶや土手鍋、牡蠣グラタンや牡蠣ごはんなど、調理法次第でいろんな風味や食感を楽しめるのが牡蠣の魅力です。ちなみに風穴浩之さんが一番好きな牡蠣料理は、たっぷりのオリーブオイルとにんにく、唐辛子で作るアヒージョ。智恵子さんはカキフライ。厚岸の牡蠣だからこそ、味わいもまた格別です。

【智恵子さんおすすめの通な食べ方】

ちょっと変わったメニューとして、チャンスがあったらぜひお試しいただきたい智恵子さんのおすすめが、牡蠣と行者にんにくの卵とじ。北海道でアイヌネギとも呼ばれる行者にんにくは、ニラとにんにくのいいとこ取りをしたような春の山菜。産卵前の栄養をたっぷり貯えた牡蠣との相性は抜群で、短い時季しか食べられない、道東の春を感じる山と海の「出会いもの」です。

【食品データ】

商品名：生牡蠣
生産地：北海道厚岸町
生産者：風穴水産
お届け方法：冷蔵便でお届けします。
賞味期限：発送日より5日（生食の場合）

牡蠣の剥き方

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